エアロバイク選びで迷ったら「アルインコ」の商品から選ぶというのは、正しい選択の1つだと思います。
でも、、、
アルインコにもたくさん種類があって、結局どれを選べば正解なのかわからない
そういった声にお応えして、アルインコのエアロバイクを比較したいと思います。
アルインコのエアロバイクの比較
アルインコのエアロバイクを比べるにあたり、大事な比較ポイントは以下の5点です。
- 折り畳みタイプかどうか
- 負荷レベルの調整幅(変更レンジ)
- フィットネスプログラムの内蔵有無
- 体組成測定などの付加機能有無
- 電磁負荷方式かどうか
それぞれの項目に関し、簡単に解説します。
折りたたみかどうか
まず、第一の比較基準として最も大切なのが「折りたたみタイプかどうか」です。
折りたたみタイプのメリットとして、スペースを取らないということが挙げられます。使用しない時には、畳んでしまっておくことが可能なので、使用する時に出して使用が終わったら収納するということが可能です。
逆に、折りたたみタイプのデメリットとして、以下2点が挙げられます。
- 非折りたたみタイプと比べて「頑丈さ」には劣る
- 負荷レベルの調整幅が小さい傾向がある
やはり折りたたみ構造である分、丈夫さに関しては非折りたたみタイプよりは劣るというのが事実です。壊れすいというわけではなく、安定感やどっしり感は比較するとイマイチと言わざるを得ないということです。
とにかく手軽に、もしかしたら挫折して使わなくなるかも・・・という方には、収納が容易な折りたたみタイプをまずはオススメしたいと思います。
負荷レベル
負荷レベルの調整幅にも着目しましょう。上位モデルほど負荷レベルの調整幅が広く、特に最大値が大きいのが特徴です。
一方、前述した折りたたみタイプは、負荷レベルの調整幅が小さい傾向にあります(特に最大値は)
重たいペダリングで、筋トレや無酸素運動も想定している方は、折り畳みではない上位モデルを選びましょう。
プログラム内蔵
スタンダードモデル以上には、トレーニングプログラムが内蔵されています。坂道のアップダウンを想定したプログラムや、心肺機能を刺激する激しめのトレーニングプログラムなどがあり、目的に応じた効果的なシェイプアップ・トレーニングが可能です。
ただ単にペダリングしているだけでは飽きてしまうという人も多くいるので、単調な運動に飽きてしまいそうという方は、プログラム内蔵モデルを購入すると良いでしょう。
(※ちなみに、折りたたみタイプでプログラム内蔵モデルは存在しません)
付加機能
体組成測定や、体力評価、目標設定などができるタイプです。数値として目標・指標を設定できるので、モチベーションアップにはもってこいのモデルだと思います。
ただ、機能が増えると操作が煩雑になりがちなので、年配の方や機械に弱い方には余計な機能となってしまうかもしれません。
電磁負荷方式
エアロバイクの駆動には「マグネット方式」と「電磁負荷方式」が存在します。それぞれの特徴として
- マグネット式:比較的安価、多くのエアロバイクで採用されている方式
- 電磁負荷方式:比較的高価、自転車に限りなく近い自然なペダリング
電磁負荷方式は、とにかくスムーズなペダリングが特徴で、発生音も静かでサイレント走行が可能です。(ジムに置いてあるエアロバイクは、ほぼ100%この電磁負荷方式のバイクです。)
優れた性能を持つ反面、お値段が高いというのが最大のデメリットです。本格トレーニング+超静音にこだわる方は、電磁負荷方式を選ぶと良いです。
一覧表で比較してみる
上記内容を踏まえ、アルインコのエアロバイクを一覧表で比較したいと思います。
ちなみに、紹介した製品以外にもアルインコ製品は存在します。しかし、発売時期が古く型落ちモデルなどが多いため除外しています。
※前提知識として、製品型番の読み解き方は以下の通りです。(AFまたはAFBに続く4ケタの数字のことです)
- 4000番台:折りたたみタイプ、通常タイプ(最低限の機能のエントリーモデル)
- 5000番台:通常タイプ(機能は限定的)
- 6000番台:通常タイプ(プログラム内蔵)
- 7000番台:通常タイプ(プログラム内蔵、その他付加機能搭載の上位モデル)
(※折りたたみタイプ以外のモデルを通常モデルと表現します。)
商品名 | 折り畳み | 負荷レベル | プログラム 内蔵 |
付加機能 | 負荷方式 |
AFB4010 | 不可 | 8段階 | 無し | – | マグネ |
AFB4309WX | 可 | 8段階 | 無し | – | マグネ |
AFB4417 | 可 | 8段階 | 無し | – | マグネ |
AFB4518 | 可 | 8段階 | 無し | – | マグネ |
AFB4709 | 不可 | 8段階 | 無し | – | マグネ |
AFB5215 | 不可 | 8段階 | 無し | 体力評価 | マグネ |
AF6200 | 不可 | 8段階 | 無し | 体力評価 | マグネ |
AF6200SP | 不可 | 16段階 | 12種類 | 体力評価 | マグネ |
AFB6010R | 不可 | 16段階 | 12種類 | 体力評価 体脂肪測定 |
マグネ |
AFB6016 | 不可 | 16段階 | 12種類 | 体力評価 | マグネ |
AFB7014 | 不可 | 32段階 | 12種類 | 体力評価 目標値設定 |
電磁負荷式 |
BK2000 | 不可 | 8段階 | 無し | – | マグネ |
アルインコの中でもおすすめ商品は?
どの項目を重視するかによって、選ぶべきモデルが絞られます。私が考える優先すべきポイントは、
- ① 折り畳みor折り畳みではないモデルか、まずは決定する
- ② 非折り畳みタイプは、負荷レベルが「16段階調節」以上あった方が良い
それでは、各項目ごとに見ていきたいと思います。
折りたたみタイプから選ぶ
折り畳みタイプであれば、AFB4309WXが良いと思います。見た目も一番スタイリッシュなのですが、アマゾンでのカスタマー評価も高く、折り畳みタイプの中では比較的頑丈な作りとなっています。
ALINCO(アルインコ) フィットネスバイク コンフォートバイク2 心拍数測定 ペダリング角度調節 エクササイズバンド・スマホトレー付き 折りたたみ可能 AFB4309WX
負荷レベルで選ぶ
最も上位機種では32段階に負荷を調節できます。しかし、本格的なトレーニング目的以外の方には、ここまで多段階の調整機能は不要だと感じます。
トレーニングバリエーションを増やし、有酸素シェイプアップ・筋力強化と使い分けたいのであれば、16段階の負荷を搭載したモデルをオススメしたいと思います。
最もコスパが高いのは6000番台のモデル、中でも一番オススメは、AFB6010です。
プログラム内蔵タイプから選ぶ
プログラム内蔵機能だけで選ぶのであれば、正直どの商品も大差はありません。以下4種類から、その他機能も加味し、ご自身に最適なものをチョイスください。
付加機能搭載機種から選ぶ
運動終了からどの程度で心拍が回復したかなどの「体力評価機能」があると、モチベーションアップにつながります。
さらに体脂肪測定機能も搭載されているのがAFB6010シリーズです。体脂肪測定は、上位機種であるAFB7014にも搭載されていない機能です。
にも関わらずAFB6010の方がリーズナブルなので、コスパ的にも優れたモデルであることがわかります。
電磁負荷方式から選ぶ
電磁負荷方式のモデルはAFB7014です。お値段は高いですが「負荷レベル32段階調節可能で、多彩なプログラム、体力評価・スキャン機能」といった、上位モデルにふさわしい「豊富な機能」が備わっています。
エントリーモデルをお探しの方には全くオススメできない製品ですが、「本格派」の方には是非オススメしたい上級モデルです。
結局どれを選ぶのが正解・・・?
お値段、コスパ、機能すべてひっくるめて選ぶのであれば、やはり6000番台のモデルに軍配が上がるでしょう。その中でも、最もコスパが良いのがAFB6010シリーズです。
(限りなくシンプルに、機能も最低限で良いのであれば「AF6200」を選択するのが良いです。)
AFB6010は負荷レベルは16段階に変更でき、プログラムも12種類と豊富。さらに、体力測定機能+体脂肪測定機能が付いているので、モチベーションを下げることなくトレーニング・フィットネスを続けることができるのも魅力的なポイント!